新型コロナウイルスの感染が広がりだしてから1年以上が経ちましたが、再び緊急事態宣言が発令され、いまだ事態の収束がみえない状況が続いています。
当院でも感染対策のために様々な体制を変更せざるを得ず、患者様・ご家族様をはじめ関係者の皆様にご不便をおかけしながらご協力いただいている状況です。
そんな中いよいよ、希望ともいえるワクチン接種が65歳以上の入院患者様を対象に開始されました。
接種体制におきましては、副反応へ対応できるよう薬剤や連携病院を確保し、安全性に注力しております。
また、職員の接種はすでに2回目を終えており、発熱など接種後の症状・経過をまとめております。
今後も国の対応と足並みを揃えながら、入院患者様の安全・安心を確保できるよう、早期・安全な接種体制の整備に努めてまいります。
引き続きご不便をおかけいたしますが、一刻も早い事態収束に向け、ご協力お願い申し上げます。
感染検査体制におきましては、早期から簡易検査キットに加え、全自動遺伝子解析装置SmartGene(スマートジーン)を導入し、安全の確保に努めています。
また、外来や病棟をはじめ各部署に業務用空気加湿清浄機を設置したり、非接触型の検温・アルコール消毒装置を設置したりと、ハードウェア面でも対応をとっております。
加えて、さらなる検査体制の充実化を図るためにレントゲン装置の改新、CT装置・血液検査装置の導入を行いました。
これからも安心・安全をお届けできるように病院職員一丸となって努めてまいりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。