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院内研修



約9年ぶりにケアシューズの説明会を行いました。
感染症の影響等を考え、今回は午後からと半日の開催となりましたが、姫路北病院の職員・他施設の職員さんなど約30名の皆さんが参加してくださいました。

研修では、前回同様に足のサイズの説明や計測の仕方・最近のシューズの工夫などを教えてくださいました。
私が驚いたのは、ケアシューズが更に軽くなっている事、踵の部分に靴ベラの機能がついており、靴ベラを使うことなくすんなり履くことができる物がある事でした。
今後、ケアシューズがどのような進化を遂げるのか楽しみです。

後半は、ケアシューズの購入を検討している患者さんやデイケアの利用者さんが、順番を待って足のサイズの測定や靴の試着をされ賑やかでした。

職員の感想(院内研修アンケートより)
・入院中の患者様の靴を選ぶ際に、履かせやすさを考えることが多かったが、活動量等も考慮し選びたいと思いました。
・ケアシューズを選ぶにも、いろんな足の状態を確認しなければいけない事が分かった。
・いろんな特徴を持った靴があり、対象者の足や活動量に合わせた靴の選択が大切だと思った。

2024年07月16日 |

本年度1回目のHUG(避難所運営ゲーム)研修を行いました。
HUGは、災害が起こった状況を模擬体験し、自分たちが避難所を運営する立場になって災害時の対応を考え学ぶ研修です。
実際に体験してみると、とってもヘトヘトになりますが、体験しておいてよかったと感じられます。
今回は、各所で線状降水帯による被害が出ており、タイムリーな開催でもありました。

ゲームが始まると、次々と出来事カードが読まれ、避難者がやってきたり、設備が壊れたりと色々なことが起こります。
対応を考えている間も、ちょっと待ったは通用せず、現実のように次々と進んでいきます。
数名のチームで進めますが、誰が何をするか、どんな役割が必要かなど、自分たちでゼロから考えなくてはなりません。

だんだん情報や避難者がさばききれなくなり、パニック状態になっていきます。
この対応は後で、この人は断ろうなど、頭をひねってできる範囲の対応をしぼり出しますが…
現実の現場だったとして、本当に後回しで大丈夫なのか、助けを求めてきた人を目の前にして断れるのかなど問われると、さらに難しいことが想像させられます。

みんなヘトヘトになりながらも最後までやり抜きました。
終了後は、チーム同士でどんな結果になったかを見せあい意見交換しました。
それぞれ個性が出ていて楽しめたとともに、貴重な体験となりました。

2024年07月02日 |

大塚製薬株式会社様にご協力いただき、以下の院内研修を行いました。

  1. LAI(持効性注射剤)の筋肉内注射をセンサー付き模型で手技確認
  2. 薬剤性鎮静をバーチャル体験


LAI(持効性注射剤)は、毎日何度も飲む薬を月に1~2回の注射に置き換えられるもので、飲み忘れ防止などの観点から重宝されています。
種類はまだまだ少なく、統合失調症や気分障害の治療に用いる一部の抗精神病薬に限られますが、外来通院や往診の際に注射するだけで済むなどの利点から、使用されている患者さんが増えています。
注射は筋肉内注射を行いますが、神経損傷などのリスクから安全な注射部位が定められています。
今回は適切な位置・深さに反応するセンサー付きの模型を用いて、注射手技の確認を行いました。


向精神薬は副作用として鎮静がよく問題になります。
我々医療者も鎮静が患者さんの生活に支障を来していないか日頃から気をつけていますが、実際にどんな感覚なのかは患者さんご本人にしかわかりません。
今回はゴーグルタイプのバーチャル体験機(いわゆるVR)を用いて、日常場面で鎮静弱・中・強それぞれを体験しました。
体験してみると想像以上にフラフラで、注意書きにもある通り酔ってしまい最後までゴーグルをつけていられないスタッフもいました。
(お酒で酔っ払った経験がある方は、飲みすぎて焦点が定まらない感じ、真っすぐ歩けない程度の状態を思い出してください。)
こんな状態が日常的に続いていると思うととても生活できないと痛感し、副作用の確認はご本人の体感をよくお聞かせいただくことが大切だとあらためて確認・共有できました。

日々のケアにすぐにいかせる貴重な体験の場をご提供いただきました大塚製薬様に感謝申し上げるとともに、今後も医療の質向上に努めてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

2023年09月28日 |

避難所運営ゲーム(HUG:ハグ)は、避難所運営をみんなで考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したものです。
災害が起きたと想定して、避難所を運営する立場になり、避難者の年齢、性別、国籍などそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるのか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験するゲームです。
要援護者へ配慮しながら部屋割りを考え、炊き出し場や仮設トイレの設置場所を考え、マスコミの取材対応といった出来事にどのように対応するかを思いのまま意見を出し、話し合いながら避難所の運営を学ぶことができます。
HUGは「Hinanjo(避難所)」、「Unei(運営)」、「Game(ゲーム)」の頭文字をとったものです。また、「HUG」には英語で「抱きしめる」という意味があります。「避難者を優しく受け入れる」といったイメージと重ね合わせて名付けられました。

いよいよ実践です。

じっくり考える間を与えず、次々と出来事カードが提示されていきます。実際の災害現場でも、時間は止まってはくれません。役割分担して、情報整理にホワイトボードも活用します。


グループごとに試行錯誤し、演習が終わったら結果を見合って意見交換や振り返りをします。
人は判断や価値観が異なるためそれぞれ違った結果になりますが、色々な要素を考えなくてはならない状況で、「これが正解」はありません。


こういった機会を通じて、実際に災害が起こったときに何が大切なのかを体験するとともに、「そういう考え方もあるんだ」と共有することが学びになります。



せっかくの機会なので、当院での災害時用の設備についてもおさらいしました。

当院では新人教育の一環として、若手職員を対象に毎年こういった研修を行っています。
ご参加いただいた皆さんの感想が集まりましたら、今月中を目途にこの記事に追記いたしますので、頃合いを見てあらためてご覧ください。

2022年02月14日 |

本年度も、感染対策を行いながらTQM発表会を行いました。
感染症による影響が大きいなか何かできることはないかと考えた部署や、自部署の業務で困っていることをタイムリーに取り上げた部署など、現場発信ならではの多様性がみられました。
また、近年は世情を鑑みて倫理意識の強化に努めており、TQM発表会でも医療における倫理について研修を行いました。

再び感染状況が急速に変化し、また先の予測が難しい状況になってしまいましたが、皆が意見を発信し合い、できることを考え、実践していくことに変わりはありません。
感染制御のため皆さまにご不便をおかけする状況が続きますが、より安心・安全な医療をご提供できるよう最善を尽くして参りますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

2022年01月21日 |

新型コロナウイルス感染対策のため、楽技介護研修会は当面の間中止させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2020年04月09日 |

毎月第二火曜日に行われているRXの練習会を12月も予定通り開催する事が出来ましたよ♪
今回は、2つの施設の職員さんが来て下さりました!

特に盛り上がったのはやっぱり4の字でした!

初めて行った職員もいて、翌日はお尻の筋肉痛になった人が数名(笑)

今年の練習はこれで最後になります!

今年はお世話になりました♪

来年も盛り上げていきたいと思ってますのでどうぞよろしくお願いします!

来年は在宅の方へ実際に行けるチャンスがあれば嬉しいです☆

2019年1月の予定としまして、

1月1日は正月の為中止

1月8日が17:15~18:15

1月15日が17:30~19:30

となっていますのでよろしくお願いします☆

最後の集合写真です。ナンバーワンを目指して♪

2018年12月19日 |

お昼間の陽気がぽかぽかと気持ちの良いこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

姫路北病院では4月18日に青山幸広先生をお招きし、楽技介護技術の研修会を開催しました☆

 

「介護ってどういう意味があるか知ってる?」

「媒介って言葉からきてるんだよ。」

 

なるほど~。仲立をするという意味なのでしょうか。

関わる事で元気になってもらう。人と人とを繋げ、人生をイキイキと送れるように
輝きをお仕事だということを再確認。

 

青山先生のお話ってなんでこんなにも惹きこまれるのでしょう~!

本日も素敵なストーリーを紹介していただきました。

 

タイミングを見逃がさない!

言葉に耳を澄ます!

その方の人生で大切にしてきた想いを知ることで、元気に生活していただけるため
のヒントが見えてくるのですね♪

 

グループワークもしました。

 

楽技を知っていただくためには…?地域との繋がりを広げる為には…?

皆さんでアイデアを出していきました。

 

午後は実技練習~!!

 

スタッフのスキルアップ!

お互いが気持ちよく楽に、患者様自身の能力を引き出し元気になっていただくための
練習しました。

記:栗岡(作業療法士)

2018年05月11日 |

今回は、

病棟での患者さんの食事場面を見て、

共立病院の木村忠勝さんが言語聴覚士の立場からご指導くださいました!

ありがとうございました!!

・舌の動きや口唇・頬の動きが十分あるか確認すること。

・口腔ケアの時に前歯と上唇の間や頬部をマッサージすると良いこと。

 ・飲み込みの悪い方は、よくしゃべってもらう、

           するめや麩菓子などを食べてもらい、口を動かす練習をする

などアドバイスを頂きました。

 

2017年03月26日 |

平成29年 2月28日(火)に青山先生にお越しいただき全体研修がありました。

日本人の健康寿命が第3位に下がった要因は『K・S・S・T』・・・が無いからと・・?

『K・S・S・T』・・とは

『K』・・家事  年をとると家事をしなくなるが、家事には「感謝・褒められる」がある。

『S』・・趣味  年をとると趣味をしなくなるが、趣味には「仲間」がある。

『S』・・仕事  年をとると仕事をしなくなるが、仕事には「役割」がある。

『T』・・太陽  年を取ると太陽を浴びなくなるが、太陽には「ストレス軽減・免疫効果

を増進」する効果がある。

誰しもが、健康で長生きをしたいと思っているのに、年を重ねる事で多くの事をしなくなってしまう、またはさせない環境が健康寿命を下げてしまっているのですね。

先生のお話のあとに、「一つでもいいから日々の生活の中に、健康になれる要素があるようなサポートが出来たらいいな~。その為にどんなことが出来るのだろう?」というような感想が多く聞かれました。

全体研修の後には日々のケアで困っているケースの介助の仕方を教えて頂いたり、ナイトセミナーではなんと、地域の方にも自由に参加いただいて講習会がありました。        『伴走型介護をしよう』というお話や楽技介護術の講習では、いろいろなケースに応じた介助方法を教えて頂きました。

『生活の場があっての楽技介護術!!』。私たちも患者さんが少しでも元気に、健康で生活ができるように、今後もさらにサポート力をつけていきたいと思います。

先生ありがとうございました

すーぱーRX倶楽部

          

2017年03月08日 |