本年度も日精看の看護研究発表会に参加してきました。
本年度の発表者は1名でした。感想をご紹介します。
大谷さん:今回「生きる気力を見いだせないうつ病患者へのかかわり」という壮大なテーマについてCBTを用いたアプローチ方法を考案し、看護研究を行いました。対話を用いた方法で面接を重ねることで、患者さんの言動、思考面において目に見える変化があり、新たな目標の再獲得に繋げることが出来たと感じています。私自身も患者さんの変化を傍で見ることができ、日々のかかわりを見つめ直す機会にもなりました。また、CBTの知識についても初めて触れることができ、貴重な経験になったと感じています。今後も患者さんの心に寄り添ってかかわり、共に今後を考える姿勢を忘れず看護を行っていきたいです。
人手不足の影響か参加施設・発表数が年々減っているようで寂しく思います。
当院も、これからも続けて発表していけるよう、業務とのバランスを図りながら取り組んで参りたいと思います。