本年度1回目のHUG(避難所運営ゲーム)研修を行いました。
HUGは、災害が起こった状況を模擬体験し、自分たちが避難所を運営する立場になって災害時の対応を考え学ぶ研修です。
実際に体験してみると、とってもヘトヘトになりますが、体験しておいてよかったと感じられます。
今回は、各所で線状降水帯による被害が出ており、タイムリーな開催でもありました。
ゲームが始まると、次々と出来事カードが読まれ、避難者がやってきたり、設備が壊れたりと色々なことが起こります。
対応を考えている間も、ちょっと待ったは通用せず、現実のように次々と進んでいきます。
数名のチームで進めますが、誰が何をするか、どんな役割が必要かなど、自分たちでゼロから考えなくてはなりません。
だんだん情報や避難者がさばききれなくなり、パニック状態になっていきます。
この対応は後で、この人は断ろうなど、頭をひねってできる範囲の対応をしぼり出しますが…
現実の現場だったとして、本当に後回しで大丈夫なのか、助けを求めてきた人を目の前にして断れるのかなど問われると、さらに難しいことが想像させられます。
みんなヘトヘトになりながらも最後までやり抜きました。
終了後は、チーム同士でどんな結果になったかを見せあい意見交換しました。
それぞれ個性が出ていて楽しめたとともに、貴重な体験となりました。