1.単調な入院生活に変化をもたらしましょう(TQM活動)
2..精神科急性期病棟の今までのTQMでは、のびのび6(病棟レクリエーション)や病棟の作業療法を通して入院生活の充実を図ってきました。また、外に出る機会はあっても「院散は飽きた」「いつも同じ店に外出している」「もっと違うことがしたい」との声が・・。
今年は、そんなみなさんの声に応えるため、森林療法の導入、院内散歩の見直し、病棟内スペースの有効活用に取り組んでおります。
(立川先生から沢山の提案を頂きました)
3.中間報告
・主治医や作業療法士など、他部署との情報共有をしっかり行った上で患者さんの現状を把握し、森林療法への参加を促すことが大切である。
・患者さんから「森の中は気持ちよかった」「バーベキューは普段食べられないし楽しい」「自然の中で飲むコーヒーはおいしい」「日常では見られない風景が見られて新鮮」などの感想をいただけた。
・普段病室にこもりがちな患者さんも、環境が変わると笑顔がみられた。
・森林での予期せぬ事故(外傷・転倒など)に注意が必要。
・今後、寒くなってからのプログラムや、ただ歩くだけでなく新しい楽しみ方を考えていく必要がある。
・病院敷地内の散歩のルートに新しく設けたベンチでは風通りがよく、散歩中に休憩できるスポットとして活用されている。
・患者さんの現在の適応(森林療法に行っているのか、病院敷地内の散歩かなど)や好み、趣味など分かりやすくまとめたものがあれば声かけ時に便利だという意見もあった。
取り組みの様子)