―両名とも、姫路北病院に勤続10年!病院から表彰をされました。
おめでとうございます!
姫路北病院で10年間働き続けられた理由は?
山本:僕が入職した当時は、同期が多く上司・先輩がいない時代で、リハビリプログラムを1から作ったり立ち上げる事に夢中になっていました。
その後は立ち上げたものをより良くする為にずっと挑戦する事が、面白かったように思います。
炭谷:僕が続けられた理由は業務内容という事より人に恵まれたと思います。
姫路北病院でなかったら続いてなかったやろな・・と(笑)
仕事に気が合う・合わないって言うのは持ち込むべきでないのかもしれないですけど、一緒に働くチームとしての仲間がいるからやれてるなという感じですかね。
山本:それは僕も感じます。挑戦していくのに1人ではできない。
患者さんに必要があるのならば一緒にやりましょうかという、部署を越えた協力やサポートができる空気感がある。
炭谷:専門性の中に閉じこもっていてはつながれない、それを乗り越えて連携していける所は、ずいぶん働きやすかったし助けられたなと思います。
―働き続けて得たものは何ですか?
炭谷:人との出会いですかね。患者さんの生き方や生活に触れる事で支援者、いや人として「こうありたい」と思う。
人として大切な価値観や基準を教えてもらったように思います。
山本:そうですね。学校で学んだ事よりも目の前の患者さんをチームでネットワークを組んで支える。
患者さんの病気を治療するというより、1人1人が生活する人と捉え支援する、そんな考え方を得たのかもしれないですね。
―最後に、お互いのカッコいい所を教えて下さい。
炭谷:山本さんは表も裏もない、「まっすぐ」ですよ(笑)
ホント、人の悪口を言うのを聞いたことがないです。
山本:ありがとうございます(笑)
炭谷さんは「自分はこう思う・考えるけど、最後はあなたが決めてね」と物腰は柔らかい。けど、決して放っておかず最後まで相手に合わせて付きあう、自分の中で譲れない想いをもった、芯のある人です。
山本 真之 作業療法士
炭谷 敦 精神保健福祉士