午前中は寝返り、床からの立ち上がり、ベッドから車椅子への移乗など
午後からはお風呂介助の方法を学びました。
毎回、研修に行くと新しい技が出てくるので、私たちもワクワク・・・
最後はチームに分かれて順番に披露!上手くいくと拍手が巻き起こっていました。
午前中は寝返り、床からの立ち上がり、ベッドから車椅子への移乗など
午後からはお風呂介助の方法を学びました。
毎回、研修に行くと新しい技が出てくるので、私たちもワクワク・・・
最後はチームに分かれて順番に披露!上手くいくと拍手が巻き起こっていました。
1. 充実したケアで患者さんのスキントラブルをなくそう (TQM活動)
2. こちらの精神科療養病棟では昨年度、TQM活動で褥瘡を軽減させることができました。
今年はスキントラブルは褥瘡だけではなく、新たな問題「スキントラブル」を解消すべく、スタッフ全員、色々な工夫をし、楽しく、いきいきと、チーム一丸となって取り組んでおります。
例えば介護度が高い患者さんを対象に湯船につかって爽快感を体感して頂きたいとの思いから「とくとく温泉」と称して特殊浴槽での入浴の促進、それに伴って業務の時間や入浴前後の処置の一覧表を作りなおすなど、様々な角度での業務改善を試みております。
(立川先生に取り組みを報告しているところです)
3.中間報告
・ぽらりす(重度認知症デイケア)と相談・調整しながら特殊浴槽を使用。
今までシャワー浴だった患者さんも、湯船につかれることで爽快感を体感する事ができ笑顔
増えました。
・表皮の清潔を徹底できたことで湿疹や水虫等の皮膚感染症が減少し、また湯船につかる事で体
循環が良くなり下肢末梢部のむくみの軽減や角化症が徐々に改善してきています。
・今回のTQM活動を機にスタッフのスキンケアに対する取り組む意識が変容し、処置内容の
見直しや業務分担表の再検討の等業務改善につながってきているように思います。
取り組みの様子)
以前利用した時と違って同じ木でも葉が落ち、枯葉が地面一面に広がり、季節の移り変わりを感じます。
枯葉を袋につめるグループと火を起こすグループに分かれて皆で取りかかります。
さつま芋をアルミホイルに包み、さぁ、焼き芋本番です。
「どんな感じになるんやろね」「火通るかな」と談笑しながら待ちます。
すると芋の焼けた香ばしい香りをサインに芋を割ってみると
“ホクホク”の焼き芋の完成です。
皆で「おいしい」、「甘い」と笑顔で話しながら、最後は暖をとり、冬を感じる行事になりました。
昨年の秋~冬にかけて、作業療法にて2016年のカレンダーを作りました。
季節ごとのパーツを分担し、それぞれの方が出来る範囲で手作業をして下さり、
仕上げたものを組み合わせると、大きな1つの作品になりました。
「1人で出来る事は小さくとも、沢山の人が協力すると大きな事となる」
カレンダーを見ながら、そんな事を感じました。
新年のご挨拶
姫路北病院 院長 西野 直樹
2016年(平成28年)のはじまりを寿ぎ、謹んでご挨拶申し上げます。
2015年は、TPPの大筋合意(10月)、医療事故調査制度(10月施行)、ストレスチェック制度(12月施行)、マイナンバー制度(平成28年1月施行)、新専門医制度(平成29年4月開始)、2015年問題を見据えた地域包括ケアシステムの構築など、医療界にとっても重大な出来事が矢継ぎ早にありました。
精神科医療では、一層の病床機能分化と長期在院者の地域移行が要請されています。ただ、精神疾患が医療法に規定する5疾病に位置づけられたのにもかかわらず、精神科医療に対する正当な評価(底上げ)は未だなされていません。幸い、精神科医療に深い関心を持ち、生涯をかけて取り組むに値する職業として選択する若い世代の仲間が増えていることは本当に喜ばしい限りであります。同時に、次世代に確固とした基礎を引き継ぐ私たちの責任の重さを痛感します。精神科医療従事者の日々の真摯な努力が報われ、その成果が患者さんやご家族、地域社会に還元されることを切に願います。
1.患者さんの憩いの空間創りと認知症ケアスタッフのストレス軽減を目指して・・
(TQM活動)
2.内 容
認知症ケアの中で大切なことは、その人らしさを尊重した安全な生活の場での関わりです。
みなが集い・ゆったりくつろげるような環境、その理想の環境に近づく事ができると良いなと思っていました。
そこで患者さんができるだけ入院前の生活環境に近い環境で安心して過ごしていただけるよう、環境改善の取り組みとして、認知症患者さんの視点からみたPEAP(認知症高齢者への環境支援指針)に基づく環境創りに取り組みました。
また、認知症ケアに携わるスタッフの身体的・精神的なストレスが原因で、それぞれが良い関わりができていないのではという悩みや不満を抱えている現実もあり、スタッフのストレス軽減にも取り組みました。
3.中間報告
環境改善では食堂を常時開放し、いつでも自由に出入りでき家族様の面会時にも利用して頂けるようにしました。
中庭にもテーブルや椅子を設置し、患者さんやスタッフ・家族様もいつでも交流の場に使えるようにしました。明るく開放的な空間となっているように思います。
(写真:環境への取り組み 椅子や机の設置を工夫しました)
スタッフのストレス軽減の取り組みとして、以前から取り入れているユマニチュードケアの定期的な勉強会、医師には認知症の勉強会、心理の先生にはストレスの対処方法、などお話しをしていただきました。
(写真:ユマニチュードの取り組み)
スタッフ内でグループ分けし、TQMメンバー以外のスタッフも全員でちり組むよう、活動内容の見える化を図り随時更新し、スタッフの意識づけを行っています。
(写真:スタッフ共有のTQMボード)
(写真:ヒアリングの様子)
立川先生のヒアリングでは、おおむね満足のいける評価をいただきましたが、スタッフのストレスについてもっと掘り下げ、解決策を練ることができれば、スタッフ全員の強みになると指導していただきました。
指導を受けたことをふまえさらに団結を深め、よりよい対策ができるよう全員で力を合わせて取り組みます。
第35回近畿作業療法学会にて「精神科療養病棟における興味・希望の発見とプログラム実施」というテーマでポスター発表をしてきました。
実は昨年度のTQM活動で取り組んでいた事をもとにした内容で、参加者からは他部署との連携・連携のためのツールやアイテム等を中心にご質問いただきました。ありがとうございました。
今年度も残り少なくなってきましたが、
TQM活動を最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います!
場所)京都府民総合交流プラザ 京都テルサ
12月12日のイベントです。
姫路北病院の各部署の係長たちが主催する、平成27年度に入職した方たちに集まってもらい「新人の集い」を行いました。
今年度入職したという繋がりですが、職種も年齢も入職した月もバラバラな12名です。
その方たちに、あるミッションを遂行しながら沢山の話をして、仲良く、チームワークを深めてもらいたいという企画です。
まずは準備体操と簡単なゲームを行います。「フラフープリレー」です。数名ずつチームとなり、隣の人と手をつないで1人の体にフラフープを通しておきます。その手を離さずフラフープを1周させ、どれくらいの時間でできるのかを競います。
一度体験した後にどういう工夫をすれば時間短縮が出来るのかを話し合いました。するとどうでしょう!大幅な時間短縮に成功です。
続いて今回のメインミッションです。予算制限がある中、「32名分の昼食を準備してスタッフにおもてなしをしよう!」という内容です。
院内にある調理器具を使用してどこに何があるか、使用許可を頂きながら院内の物品の配置や仕組みを学びつつ進めていきます。
買い出し班、調理班、会場セッティング班に分かれてそれぞれの班のリーダーの指示のもと準備を始めていきます。
メニューは何にしようか?どれだけの材料を買ってくればいい?調理の手順は???
今回は買い出しに少し時間がかかってしまい、調理班、会場セッティング班はヒヤヒヤしていましたよ。
しかし何とか食事開始時間までに準備ができ、とっても美味しいハヤシライスを頂きました。
最初はちょっと緊張で硬かった表情でしたが、一緒に相談しながら調理や準備を行っていると、いつの間にかみんな笑顔になっています。
食事の片付けが済むと、今日の行動を振り返ります。「ああすればよかったね。こんな工夫がよかったね。」と話しは盛り上がります。
たった数時間の共同作業でしたが、みんなの性格やいいところが存分に発見できた充実した時間が過ごせました。
第9回兵庫県障害者のじぎくスポーツ大会 精神障害者の部 バレーボール大会
3年ほど前のある日、「練習したら上手くなっているかも」と1人の利用者さんが言いました。
その日から、夏の暑い日も冬の寒い日も決勝リーグ進出を目標に、毎週バレーのプログラムに利用者さんが参加。
夏を乗り越えると体力がつくとみんなで気持ちを合わせ、厳しくなっていく練習にもねをあげず頑張ってきました。
もちろん、試合前にしか来なかった利用者さんも、ほぼ毎回練習をするようになりました。
さて大会当日の午前3時、参加スタッフである私も緊張からか目が覚めるという1日のスタート。
集合時間に集まった選手の利用者さんもいつもに比べ緊張が伺える状態でした。
決勝リーグを目指していざ予選リーグがスタート。初戦の相手は決勝トーナメント常連のチームでしたが、1試合目から白熱の試合が続きフルセットへもつれながらも見事に勝利!
1試合目終了にも関わらず優勝したかのように喜ぶ選手の利用者さん。
ベンチで声援を送っていたスタッフも思わず涙を流しそうになりながらも選手の利用者さんと喜びを分かち合いました。
見事予選リーグを突破し、いざ決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントの相手は昨年度の県覇者の強豪チームで惜しくも敗れはしましたが、3位決定戦の接戦をものにし、見事3位に輝きました!
選手の皆さんと「夢を形に」と協力し見事達成した充実した1日となりました。
そして遂に今回の大会で目標を達成する事が出来ました。
「来年はもう一つの上のメダルを」と来年に向けて抱負を掲げております。これからも姫北ドリームに温かい声援を宜しくお願いします。
去る秋の休日。姫北親睦ボーリング大会
≪GOTO杯≫が開催されました。
ベテラン職員と新人職員の交流を深める目的で始まっ
たこの大会。もう3年目を迎えることとなりました。
当日は、何と30名以上の職員が参加!
豪華景品??を狙って、笑顔の真剣勝負が繰り広げ
られました。
右は、ストライクを取ってご満悦の稲田看護部長♪
同じ病院で働いているといっても、部署も違えば
職種も違う。世代や性別まで違ってくれば、「顔は
知ってるけど…」という微妙に距離のある関係の方
が出てくるのも当然のことです。
なのに、一緒にボーリングをしてみれば、あら不思
議。すぐに打ち解けてしまいました!
第3回の優勝者は後藤さん!!おめでとうございます!
自らの名前の付いたGOTO杯の優勝トロフィーを持
ち帰られました。
ご参加いただいた職員の皆さん、本当にありがとう
ございました。
皆さんのお蔭で今年も楽しい時間を過ごすことがで
きました。また明日から、仕事がんばりましょう!