ひめきたブログ - 兵庫県姫路市の精神科病院(うつ病・認知症・復職支援)|姫路北病院 - Page 30
右メニュー
メニュー
メニューを閉じる




ひめきたブログ

6月20日(土)に介護福祉士が中心となり、認知症の介護をされている方、またその家族さんを対象に『ザ 食べること』をテーマに家族会がありました。

まずは家族さんにも参加いただいての紙芝居「金色夜叉」・・ちょっと俳優には難しいかな~?・・と思われる配役の方々(ごめんなさい)。

しかし、それが功を称し、笑いで皆さんの緊張もほぐされ、「食べるということ」について、唾液の効果から自宅で簡単にできるスープの試食などなど、バラエティーに富んだ内容の講演も楽しく聞くことが出来たようでした。

フリートークでは各テーブルで、普段の悩み事や思いなどなど自由にお話していただきました。ご家族さんのアンケートの声をいくつか紹介させていただきます

☆初めての参加で食事への話を聞き勉強になりました。他の方と両親との話をして介護の仕
方も勉強になりました。

☆楽しい時間を過ごせてありがとうございます。職員の皆様にもお会いでき良かったです。
また、こんな機会があれば参加したいです。

☆入院中の妻の誤嚥に注意しているところだったので、ちょうどタイミングもあって大変勉
強になりました。唾液腺のマッサージがためになったので、面会時に妻に試してみた
いが妻が怒るかな?

他にもたくさんのご意見をいただきました。ありがとうございました。
今後は、認知症の介護をされている方、またはそのご家族様であれば当院の利用の有無にかかわらず、自由に参加可能ですので、ぜひぜひ気楽にご参加いただきたいと思います。

介護は一人で抱え込んではとても大変!!肩の力を抜いて、一息つきにあなたも参加してみませんか?

IMG_0045 IMG_0019
IMG_0025 IMG_0034
IMG_0037 IMG_0039
IMG_0044 IMG_0043
IMG_0048

2015年06月22日 |

5月は里山に出掛けて、バーベキューを行いました。現地に到着すると、森林 に囲まれ、風が吹くと木の葉のカサカサと擦れる音、ひんやりと感じる風が気 持ちいいと感じました。

耳を澄ませると、鳥のさえずりや虫の声が聞こえ、参加者の皆さんの「うわ~、 広いね」「ここでやるんや!」との声も聞こえます。

周りを見渡すとロッジや切り株、木々の間からは光が差し込み、緑豊かな森林が 目の前に広がり、参加者の皆さんの笑顔が咲いています。切り株の近くに平らな 木陰を見つけ、バーベキューコンロを組み立て、皆でワイワイと囲んで肉・野菜 などを焼いていきました。

参加者からは「おいしい」「皆とこんな風に食べれてよかった」との感想がきか れ、普段体験できないバーベキューを森林が広がる自然の中、皆で楽しみました。

5月の森林)
P1150356  P1150357
P1150358  P1150326

 

バーべキュー)
P1150316  P1150361

2015年06月18日 |

6月9日に地域合同の楽技介護技術講習(第2火曜日/月)がありました。

今回は他施設の方も10名参加し、総勢なんと32人名!!

外部の方の希望もあり、基礎後に入浴介助と床とに分かれ練習をしました。

いつもの和気あいあいのトレーニングで新人の方のスキルもぐ~ンとのびました。

来月も2つに分かれ入浴の練習もしますので、多くの方の参加をお待ちしております。
(RXすーぱ~楽技倶楽部より)

 

 

 

2015年06月11日 |

平成27年度 姫路北病院就職説明会を開催します。  

日 時:6月27日(土)10時~13時 就職説明会実施270428

場 所:姫路北病院 精神科デイケア棟2階

内 容:  ① 姫路北病院の活動について

    ② 新人教育について

    ③ 病院内見学など

当日は、昼食をご用意しておりますので、お気軽にお越しください。

申込締切:6月13日(土)

お問い合わせ:電    話:0 790-22-0770

e-mail:info@himekita.com

看護部長  青山

2015年06月03日 |

1.院内研修会を行いました

藤田耳鼻咽喉科医院(神戸市)の藤田先生をお招きし、研修「耳鼻咽喉科から
見た嚥下障害」を行いました。

研修の内容は、嚥下の仕組みと障害・嚥下障害の診察・内視鏡検査(どのよう
に見えるのか)・治療について・嚥下障害の実際で、1時間程度ご講演頂きま
した。

耳鼻咽喉科の専門的な視点と藤田先生ならではの分かりやすい説明で、参加者
約60名(当病院職員・近隣の施設の職員さん)は夢中で話を聞いており、気
が付けばあっという間に時間がすぎてしまった様子でした。

この研修を通して、患者さんの食事形態・食事時の姿勢・咀嚼・嚥下・誤嚥
(誤嚥性肺炎)など、理解を深める事ができたと思います。今後は看護や介護
に活かしていきたいと考えています。

研修での様子)

2.嚥下障害について(藤田耳鼻咽喉科医院 医学博士 藤田 彰先生)

耳鼻咽喉科の視点から嚥下障害についてお話ししました。日頃、嚥下障害の看
護・介護に当たっている皆さんに少しでもお役にたつことがお話し出来ていた
ら幸いです。

嚥下の仕組み事態をまとまって聞かれることも少ないと思うので、その部分の
説明にも時間を割きました。

その仕組みが具合悪くなって嚥下障害を起こします。仕組みのどの部分がどの
程度具合悪くなっているのかを診察し、それに対しての対処をしていくのが嚥
下障害診察の全体です。

耳鼻咽喉科では内視鏡下嚥下機能検査と言う内視鏡を使った検査で、直にのど
を覗く検査をするので、嚥下障害の有無、誤嚥の様子についてその画像をお示
ししました。

なかから見るとこんな風になっているというのを見て戴けたかと思います。

食材の選択と食べ方の工夫について、内視鏡所見に基づいての評価で安全に食
せるかが判別できることもお示ししました。

また、誤嚥と誤嚥性肺炎への対処については手術という選択肢があることをご
理解いただき、心の片隅に留めておいてもらいたいと思います。

皆さんが熱心に聞いていただいたので、演者も気持ちよくお話しすることが出
来ました。有難うござしました。

藤田先生と一緒に)

3.研修の感想(院内研修アンケートより)

・飲み込みの様子を動画で見る機会はあまりないので動き・仕組みがよくわかりました。

・トロミのかたさにも嚥下の善し悪しがあるのだと思い、気づきになりました。

・食べ方(食事)の危険性を学ぶことができました。

・ポジショニングなどこれからも気を付けてみていきたい、食事形態も工夫していきたい。

・食事をするには筋力・会話量も必要、のどだけでなく全身に関係する事がわかりました。

・起こる現象にとらわれがちであったが視点が変わりました。今後、看護ケアに活かしたい。

2015年06月02日 |

1.RX楽技介護研修 (院外研修)

今回、職員4名(看護師・介護福祉士・作業療法士)でRX研修(京都)に参加
しました。

 

・前半は移乗についての研修でした。

床からの立ち上がり・車椅子からベット・ベットの起き上がりなどを練習しました。

技術を行う際のポイントとしては、「相手の動きを邪魔しない事」、「相手の力を
最大限に利用する事かつ、最小限の動きですむような介入を行う事」、「人間本来
持っている動きの中に入り込むようにして動作を促している」という事を繰り返し
教えて頂きました。

「動きを邪魔しない事」というのは身体の動きだけでなく、立ち上がろうとした際
に「立ち上がったら危ないですよ。座っていてくださいね」といって動きを妨げる
事も邪魔する事になります。

必要な事は介助される人が安全に立ち上がれるような介入(環境設定や訓練等)を
する事であり、そういった積み重ねが、介助が必要な人の「出来るんだ!」という
自信に繋がり、出来た事を共に喜んでくれる他者がいる事が、生きる意欲にも繋が
るのだと思いました。

・後半は個浴(入浴)についての研修でした。

研修施設には個浴が3つあり、青山先生が開発された手すりや浴槽と同じ高さの椅
子が設置されており実際の現場に近い環境で実技訓練を受ける事がでました。

拘縮のある方や足の力が弱まっている方でも簡単で快適に入浴する事が出来る技術
を教えていただきました。

木製の浴槽で入浴研修を行いましたが、「木」は温かい雰囲気が漂っていて独特の
良い匂いがし、施設の機会浴では全く入浴したがらない人でも木のお風呂では喜ん
で入浴する方がたくさんおられるという事でした。

日本人にとって大切な「お風呂の時間」を、流れ作業で蔑ろな物にするのではなく、
個々にあった大切な入浴の時間を提供出来る為の技術であるという事を忘れずに、
今後も練習して行きたいとあらためて思いました。
・研修を終えて

他施設からも研修に参加されており、高い技術をもたれている方もおられ、2人組
にて実践研修を行った際には親切にわかりやすく教えてくださいました。

介助をする際は、相手に合わせた介助の方法をとるという事が大切だということや、
自分の前に存在する相手がどういう人生を送ってきた人なのか知った上での関わり
を持つ事が技術よりも大切な事であること、などを学びました。

2015年05月30日 |

4月下旬、近くの森林へ出かけました。

山ザクラやヤツデ、サルトリイバラ、 どんぐりなど季節の木々が豊富で、見渡すところに新緑・黄緑の葉が広がって いました。

参加者は、スタスタと頂上まで登る方、散策途中にふと歩みを止めて足元の木の実を手に取りなつかしそうに目を細める方、「ここには4回来たことある。焼肉したなあ…」と子供の頃を思い出して話す方など、どこか“そのひとらしさ”を感じました。

同行した職員もレジャーシートで参加者と一緒に寝ころび空を見上げると・・・
青(空)・白(雲)・緑(葉)の綺麗なコントラスト。そういえばこうしてゆっくり空を眺めるのは何年ぶりだろう・・・。

目を閉じればかすかにホトトギスの 鳴き声が聞こえ、深呼吸をしてみると空気が美味しいというのはこういうことなんだなあ・・・と感じました。

しばらくみんなで佇むだけで、こころが自然と落ち着いていくのが分かり、久しぶりにゆっくりとした時間の流れを感じたように思います。

【レジャーシートから空を見上げた写真】
sinrin2 sinrin1

【散策途中で見つけた】
sinrin3 sinrin4 sinrin5

2015年05月20日 |

毎月第2火曜日に近隣のイオンモール加西北条店で、「ヘルシーポスト ぽらりす」を
開催しています。これは、看護師、精神保健福祉士(ケースワーカー)らが、血圧測
定、 体脂肪測定、こころの相談など皆様とご家族の健康に関する相談に応じています。

先日5月12日に開催しましたが、この日は「看護の日」ということもあり、100名を超
える参加者がありました。毎月来場されて自分の健康に気を使っていらっしゃる方々
との 語らいの場にもなっています。

ヘルシーポスト看護の日270512

 

 

 

 

 

 

 

2015年05月13日 |

ゴールデンウィーク中、認知症疾患治療病棟に入院中の方を対象に昭和の写真や
物品を機能訓練室に集め、昭和レトロ博物館と称してレクリエーションを行いま
した。

職員は普段は制服なのですが、昭和の雰囲気を出そうと浴衣で対応しました。

プログラムに参加して下さった方達は、コマを手に取り紐をかけ上手に回してみ
せ、驚く職員たちに得意げな様子・わらを慣れた手つきであみ、「このわらは少
し硬い」と真剣な表情・黒板に書かれた数え歌を「思い出した」と歌い、「懐か
しい」と涙を流す・アイロンや七輪などの物品を平成生まれの職員に詳しく解説
するなどなど、その人らしい表情や活動をされていました。

    

2015年05月12日 |

平成27年度 姫路北病院就職説明会を開催します。  

日 時:6月27日(土)10時~13時 就職説明会実施270428

場 所:姫路北病院 精神科デイケア棟2階

内 容:  ① 姫路北病院の活動について

    ② 新人教育について

    ③ 病院内見学など

当日は、昼食をご用意しておりますので、お気軽にお越しください。

申込締切:6月13日(土)

お問い合わせ:電    話:0 790-22-0770

e-mail:info@himekita.com

看護部長  青山

2015年04月28日 |