第35回近畿作業療法学会にて「精神科療養病棟における興味・希望の発見とプログラム実施」というテーマでポスター発表をしてきました。
実は昨年度のTQM活動で取り組んでいた事をもとにした内容で、参加者からは他部署との連携・連携のためのツールやアイテム等を中心にご質問いただきました。ありがとうございました。
今年度も残り少なくなってきましたが、
TQM活動を最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います!
場所)京都府民総合交流プラザ 京都テルサ
第35回近畿作業療法学会にて「精神科療養病棟における興味・希望の発見とプログラム実施」というテーマでポスター発表をしてきました。
実は昨年度のTQM活動で取り組んでいた事をもとにした内容で、参加者からは他部署との連携・連携のためのツールやアイテム等を中心にご質問いただきました。ありがとうございました。
今年度も残り少なくなってきましたが、
TQM活動を最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います!
場所)京都府民総合交流プラザ 京都テルサ
今年はインフルエンザ「0」を目指し、11月のSST支援ではインフルエンザをテーマに3回に分けて行いました。
自分たちの身近な問題でもあり、いつもは参加されない患者さんも興味を持って集まってくれました。
1回目はどんな症状があったのかなぁ?から日常生活での困ったことなど今までの体験を思い出し、いろいろな意見が出ました。
外出や病院敷地内の散歩にいけなくなるなぁ、おやつも買いに行けない、たばこも吸えなくなるよ、から始まり子供のころに学級閉鎖になったこと、試験が受けられなくなったことなど思い出した患者さんもおられました。
一人一人が気を付けるためには、外出、病院敷地内の散歩から帰ってきたら手の消毒、食事前の手洗いうがいの必要性を話し合いました。
そして、ここで学習した患者さんが率先してほかの患者さんに手洗いうがいの声掛けをしようとの意見もまとまりました。
ほかに予防接種はいつですか?周りの地域での流行はどうすればわかるのですか?という声もあり、インフルエンザ「0」への関心が高まりました。
2回目は実際に手洗いうがいを行いました。手の平をこすり続けている人、力を入れてゴシゴシ洗っている人、丁寧に指先まで洗っている人など様々でした。
手洗いの写真を見て再確認し洗い方をアドバイスする方もいましたよ。
蛇口の栓を直接触らずペーパーで閉めることも学習し楽しいSSTでした。
スタッフだけではインフルエンザは防げません。患者さんと一丸となり、この冬はインフルエンザ「0」に向けて頑張っていきます。
12月12日のイベントです。
姫路北病院の各部署の係長たちが主催する、平成27年度に入職した方たちに集まってもらい「新人の集い」を行いました。
今年度入職したという繋がりですが、職種も年齢も入職した月もバラバラな12名です。
その方たちに、あるミッションを遂行しながら沢山の話をして、仲良く、チームワークを深めてもらいたいという企画です。
まずは準備体操と簡単なゲームを行います。「フラフープリレー」です。数名ずつチームとなり、隣の人と手をつないで1人の体にフラフープを通しておきます。その手を離さずフラフープを1周させ、どれくらいの時間でできるのかを競います。
一度体験した後にどういう工夫をすれば時間短縮が出来るのかを話し合いました。するとどうでしょう!大幅な時間短縮に成功です。
続いて今回のメインミッションです。予算制限がある中、「32名分の昼食を準備してスタッフにおもてなしをしよう!」という内容です。
院内にある調理器具を使用してどこに何があるか、使用許可を頂きながら院内の物品の配置や仕組みを学びつつ進めていきます。
買い出し班、調理班、会場セッティング班に分かれてそれぞれの班のリーダーの指示のもと準備を始めていきます。
メニューは何にしようか?どれだけの材料を買ってくればいい?調理の手順は???
今回は買い出しに少し時間がかかってしまい、調理班、会場セッティング班はヒヤヒヤしていましたよ。
しかし何とか食事開始時間までに準備ができ、とっても美味しいハヤシライスを頂きました。
最初はちょっと緊張で硬かった表情でしたが、一緒に相談しながら調理や準備を行っていると、いつの間にかみんな笑顔になっています。
食事の片付けが済むと、今日の行動を振り返ります。「ああすればよかったね。こんな工夫がよかったね。」と話しは盛り上がります。
たった数時間の共同作業でしたが、みんなの性格やいいところが存分に発見できた充実した時間が過ごせました。
第9回兵庫県障害者のじぎくスポーツ大会 精神障害者の部 バレーボール大会
3年ほど前のある日、「練習したら上手くなっているかも」と1人の利用者さんが言いました。
その日から、夏の暑い日も冬の寒い日も決勝リーグ進出を目標に、毎週バレーのプログラムに利用者さんが参加。
夏を乗り越えると体力がつくとみんなで気持ちを合わせ、厳しくなっていく練習にもねをあげず頑張ってきました。
もちろん、試合前にしか来なかった利用者さんも、ほぼ毎回練習をするようになりました。
さて大会当日の午前3時、参加スタッフである私も緊張からか目が覚めるという1日のスタート。
集合時間に集まった選手の利用者さんもいつもに比べ緊張が伺える状態でした。
決勝リーグを目指していざ予選リーグがスタート。初戦の相手は決勝トーナメント常連のチームでしたが、1試合目から白熱の試合が続きフルセットへもつれながらも見事に勝利!
1試合目終了にも関わらず優勝したかのように喜ぶ選手の利用者さん。
ベンチで声援を送っていたスタッフも思わず涙を流しそうになりながらも選手の利用者さんと喜びを分かち合いました。
見事予選リーグを突破し、いざ決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントの相手は昨年度の県覇者の強豪チームで惜しくも敗れはしましたが、3位決定戦の接戦をものにし、見事3位に輝きました!
選手の皆さんと「夢を形に」と協力し見事達成した充実した1日となりました。
そして遂に今回の大会で目標を達成する事が出来ました。
「来年はもう一つの上のメダルを」と来年に向けて抱負を掲げております。これからも姫北ドリームに温かい声援を宜しくお願いします。
去る秋の休日。姫北親睦ボーリング大会
≪GOTO杯≫が開催されました。
ベテラン職員と新人職員の交流を深める目的で始まっ
たこの大会。もう3年目を迎えることとなりました。
当日は、何と30名以上の職員が参加!
豪華景品??を狙って、笑顔の真剣勝負が繰り広げ
られました。
右は、ストライクを取ってご満悦の稲田看護部長♪
同じ病院で働いているといっても、部署も違えば
職種も違う。世代や性別まで違ってくれば、「顔は
知ってるけど…」という微妙に距離のある関係の方
が出てくるのも当然のことです。
なのに、一緒にボーリングをしてみれば、あら不思
議。すぐに打ち解けてしまいました!
第3回の優勝者は後藤さん!!おめでとうございます!
自らの名前の付いたGOTO杯の優勝トロフィーを持
ち帰られました。
ご参加いただいた職員の皆さん、本当にありがとう
ございました。
皆さんのお蔭で今年も楽しい時間を過ごすことがで
きました。また明日から、仕事がんばりましょう!
買物SHIENでは毎月2回、参加者5~10名程度(患者さん・看護師・作業療法士)で福崎町巡回バスのサルビア号を利用して地域の店まで出掛けています。
かっぱのふくちゃん・さきちゃんが目印の「サルビア号」に乗っていざ出発!!
あらかじめ何を購入するのか計画しておいたので、
みなさんスムーズに買物していました。
購入品をレジ袋に入れる際、とっても綺麗に入れていく方が1名…
話しを聞くと「昔、商店でバイトしとったからな!」と得意げな様子!
なかには、エコバックを持参しているエコな方も…
大きな袋をぶら下げて「スーパーで買ったら安いなぁ~」
「種類が多くて選ぶの困るわ~」と満足のいく買物が出来たようです。
来月は何を買おうかな~?
ここから乗ります。 サルビア号、かっぱのふくちゃん・さきちゃんがステキです!
車中はこんな様子です。 買物から帰るところです。
福崎町役場からのコメント)
巡回バス「サルビア号」のご利用ありがとうございます。
買物SHIENのお役にたてて何よりです。
ご参考
ご利用いただいております郊外便川東コースは、偶数日の運行でご利用30分前までにご予約が必要です。
また、5人以上でのご利用の時は2日前までに予約が必要です。
平成27年11月14日土曜日に今年度、第2回目の 認知症家族会が開催されました。
今回は『笑福(えふ)サミット』~笑う門には福来る~と題して、ご自身の介護体験に大臣の称号を考えていただき、その称号を選んだ理由や普段の介護体験を輪になり皆さんに話していただきました。
また、少しでも元気になってもらいたいと『笑う事の効果』や『手の効果』などの話や、全病棟のスタッフから募集した『元気が出る言葉や困難な時こんな言葉に支えられること』といったものを掲示し紹介しました。
素敵な笑顔も多かったのですが、介護体験を話しながら涙される方、聞いて涙される方・元気になる言葉を読んで涙される方など短い時間ではありましたがさまざまな想いの共有が出来ました。
今回より、地域の方も自由参加としたのですが、残念ながら地域からの参加はありませんでしたが、今後少しでも家族会の輪が地域にと広がっていけばと思っております。
介護に答えはありませんが実際に体験されている方のお話は介護するものや介護現場で働く者にっと手は何よりの気づきや心の支えになります。
参加いただいた方に心より感謝申し上げます
次回は来年の2月を予定しています。お気軽にぜひぜひご参加くださいね。
2015年後半にも看護師・作業療法士の学生さんたちが各養成校から実習にこられました。
臨床実習に携わった姫路北病院のスタッフたちは、学生さんたちの新しい視点や新鮮な感性からの意見・考え方に刺激を受け、日々の仕事を見直すきっかけや改めて気が付く事が沢山ありました。
短い期間でしたが、志を共有して仲間として過ごせた事を嬉しく思います。
ありがとうございました。
臨床実習を振り返っての漢字)
(内容)
精神科デイケアを利用されているメンバーさんはたくさんいらっしゃいますが、なんだか活気が無い様な印象を持ったスタッフ。
メンバーさんの声を聴くことにしました。
「夢は?」
「夢?ない。できる事が限られているし」
夢や目標をもつこと、自分の力で実現していくことは難しいかも知れません。
しかし、希望を持つこと、周りのサポートを得ること、自分で責任を持って選んでいくことなどで、リカバリーにつながっていきます。
私たちスタッフはメンバーさんそれぞれが自分らしい生活を送ってほしい、
そんな想いを込めて、精神デイケアの今年のTQMは
「リカバリー(自己実現や生き方を主体的に追及するプロセス)」
まずはメンバーさんに知って頂くことから取り組んでいきたいと考えています。
(立川先生に取り組みを報告しているところです)
3.中間報告
リカバリーについて知るプログラムを月1回実施しています。6名程度のグループで「元気に役立つ道具箱」や「いい感じの自分」「注意サイン」などについて話し合いました。
調子の悪い時について一人のメンバーさんが発言されると、「私も同じ」と他のメンバーさんの声が聞かれ、お互いに顔を見合わせ、ほっとした表情をされる場面も見られました。
プログラムの終わりには、「病気の話じゃなかった」との感想が聞かれ、病気ではなく、それぞれの「元気」に目を向けられたのだと実感しました。
取り組みの様子)
「服薬に対する意識の向上を目指した家族への関わり」
今回は、服薬中断があった患者さんのご家族さまに対する服薬継続に向けた取り組みについて、発表させていただきました。
治療には服薬の継続が大変重要であり、中断してしまうことによる症状の悪化や、それによるご家族さまの負担などについて、ご家族さまに説明しました。
ご家族さまの服薬についての意識調査とともに、意識の変容に向けた取り組みを行ったことで、患者さん自身とご家族さまの、服薬に対する意識を向上させ、服薬を継続する必要性を理解していただき、ご家族さまの、副作用に対する不安を軽減することができました。
今後は、退院後の生活に向けた援助も行い、服薬の管理方法や継続的な服薬に向けて、患者さん・ご家族さまと相談しながら取り組んでいきたいと思います。
今回の研究発表で大変多くのことを学ばせていただくことができました。今後も今回学んだことを生かし、看護をしていきたいと思います。ありがとうございました。
学会名:日本精神科看護協会 看護研究発表会
場所:兵庫県中央労働センター
2.姫路北病院で事前に発表してもらいました。その時のスタッフの感想です。
(教育研修アンケートより)
・知識と意識の違いを改めて思いました。薬の事を知っているだけでなくてその必要性とどうして飲むのか?というご家族さまの考え方・意識へ取り組まれた事とても素晴らしいとおもいました。
・時間・文字数の限られた中で伝えたいことを伝える難しさを感じました。服薬も精神科の患者さんは特に理解出来ない方もたくさんおられ、家族さんに対するアプローチの必要性を感じる機会になりました。